2010/03/23

【今日の言葉053】

「一から習って、十を知り、そしてまた一から始める」

守・破・離を繰り返しながら、自分流を少しずつ改良して道を歩むのだという。
その繰り返しの中で、ある日自分流を超えた一つの「型」に達する。
型はいわば本質を抽出したエッセンスである。これが今日、諸芸百般、各分野で何々流とという形で受け継がれている型というものであろう。

#常盤文克「モノづくりのこころ」より(一部要約)。

フラン・ボーセジュールと煮込みハンバーグほか

 ワインの頂点ペトリュスで25年にわたり醸造を担当してきた祖父のテクニックと哲学を受け継いだ、まだあまり知られていないシャトーのものだそうです。この価格帯(1554円)のワインとしては、間違いのないものでした。

 料理は、デミグラスで煮込んだハンバーグと、うちでは定番のアボカドとエビのグラタン。それに生ハムトマトスライス。こんな組み合わせだとグイグイいけますね。

 おとといの日曜に近くの緑道を歩いたら、早咲きの桜が咲いていました。もう春ですね。







2010/03/15

城南海(きずき・みなみ)2ndシングル「誰カノタメニ」


 大学時代の作曲サークルの知人(最年長?)のSさんに、城南海(きずき・みなみ)を年賀状で教えてもらった。うーん、不覚!チェックがもれていたのか、こんな歌唱力もルックスもいい歌い手がいたとは。。。

 彼女は奄美大島出身、1989年生まれ、20歳。鹿児島で路上パフォーマンスしていたところをポニーキャニオンのスカウトの目に留まったそうだ(Wikipediaより)。1stアルバムを聞いてみたが、一言で言えば、元ちとせ再来を思わせる、こぶしの効いた、島唄ポップス(島唄っぽくない曲もある)。この若さにして歌唱力は抜群。凛とした佇まい。

  2ndシングル「誰カノタメニ」(2009年4月リリース)は、長瀬弘樹が作曲・編曲を担当。この曲は彼女の歌のセンスが存分に引き出されている。この曲が収録されている1stアルバム「加那 -イトシキヒトヨ-」のほうにはDVDもついているので、彼女の魅力を一度チェックしてみて欲しい。

城南海オフィシャルHP
Amazon販売サイト(試聴可能)
弾き語りしたい人はこちら!(コード譜)

2010/03/11

【今日の言葉052】

設計者と製作者の双方を結びつける、アイデアを人工物に変える過程は、複雑で微妙なものであり、どんな場合でも、科学よりは芸術に近いといえるのではないだろうか。

#技術は科学ではなくアート、と知ったのは品質工学
 を学び始めてからです。 そして、自分はあまり技術者
 っぽくないことも自覚してしまいました・・・(泣)。
 E・S・ファーガソン「技術屋の心眼」より。
 この本の内容は追って詳しく解説したいと思います、

2010/03/09

シャトー・デ・ゼサール・ルージュとイタリアン



 ボルドー地区のワインではサンテミリオンが好きなのだが、少しお高い。これはその隣に広がるベルジュラック地区にシャトーを構える作り手のもの。このワインも抜栓してすぐは少し酸味とえぐ味が勝っている感じだが30分もすれば、非常にまろやかでフルーティな味わいになってくる。ミディアムボディで今日のイタリアンにはぴったり。ネットで1512円。

 料理のほうは、手作りピザが2種(アンチョビ・ドライトマトと、ソーセージ・玉子・ホウレンソウ)と、タコ・オニオンのバジルオリーブオイルマリネ、それに旬のホタルイカを使ったトマトパスタ。ホタルイカや菜の花なんかが食卓に並びだすと、春が近づいてくるのを感じますね。

2010/03/01

【今日の言葉051】

君子は豹変し、小人は面(おもて)を革(あらた)む

#中国の古典「易経」の言葉。これも先の「モノづくりのこころ」で紹介されている。 虎や豹が、秋に脱毛して鮮明な模様になるように、自己改革できるのが君子である。 一方、小人は上の人の意向にとらわれて心にもなく顔面だけ調子を合わせる。